2014年09月02日
大会報告
お久しぶりです。広報部の川原です。
遅くなりましたが大会報告が完成しましたので掲載させて頂きます。
第22回全国大学女子サッカーつくばフェスティバル
大会報告 2014年8月8日～11日
２０１４年８月８日、つくばフェスティバルに参加するため２３大学の代表者が、一足先にこのつくばの地に集まり、筑波大学体芸中央棟５Ｃ２１６にて代表者会議が行われました。そこでは、大会実行委員長をはじめ、各部長陣から大会における諸注意、大会協賛企業様からのご挨拶、大会トレーナーの挨拶など今大会の関係者からの説明や話がありました。
| ＜代表者会議＞ |
その後、交流を深めるため、体芸エリア多目的会場に移動し、を行いました。懇親会では、筑波大学生が考えたゲームや立食形式での軽食の時間を通して、コミュニケーションを図りました。サッカー環境やチーム状況を話し合ったり、同じ地元同士で懐かしい話をしたりと、積極的な交流を図ることができ、とても有意義な時間を過ごしました。また、最後に大会テーマソング「今、咲き誇る花たちよ」を参加者で合唱しました。
大会２日目（８月９日）からは、１１人制の一般リーグ、８人制のチャレンジリーグに分かれ、各予選リーグが始まりました。全国各地から集まった２３大学３１チーム、約５００人の大学女子サッカー選手が熱いプレーを繰り広げました。台風の接近による天候が心配されましたが、８月とは思えない程の涼しさで昨年のような熱中症者は出ず、無事に試合初日を終えることができました。
| ＜小学生イベント＞ |
また、同日１１時からは女子サッカー普及イベント（小学生女子サッカー教室）を開催しました。今年はつくば市を中心に６２名の女の子たちが集まりました。小学３年生以上のサッカー経験者とサッカー未経験者・小学２年生以下の２つのグループに分けて、サッカーを楽しんでもらうこと、サッカーを通じて小学生と大学生の交流を深めることを目的とし行いました。また、今年は協力大学を７つに増やし、各大学それぞれの色を出したメニューに取り組んでもらいました。各大学の「色」を出すという今年のテーマにおいて、この女子サッカー教室が協力大学の個性を発揮する場にもなったと思います。さらに、協力大学生が例年の倍以上に増えたことで小学生と大学生が交流する機会も増え、よりサッカーの魅力や楽しさを伝えることが出来たのではないかと感じています。近年ではなでしこジャパンの活躍によりサッカーに興味を持つ女の子が増えてきています。しかし、サッカーを続けていく環境が整っているとは言えません。この女子サッカー教室を今後も続けていくことで普及の一端を担えればと思います。
女子サッカー教室の他に、初心者講習会・ＧＫ講習会・副審講習会も開催しました。各講習会にはそれぞれ講師を招き、専門的な指導をしていただきました。指導者がいない大学もいくつかあるので、ここで学んだことを今後の活動に生かしていただければと思います。
大会３日目（８月１０日）は、前夜の雨の影響により第２グラウンドが使用出来なかったため、日程を変更して行いました。熱中症対策のため設けていた中断期間をなくし、両リーグとも試合時間を１０分ずつ短縮することで残ったグラウンドで試合を消化出来るようにしようと試みました。この日は予選リーグの残り試合と順位別トーナメントを行う予定でしたが、途中で天候が悪化し順位別トーナメントの数試合を残し中止となりました。それに伴い、予定されていた大学生イベントと東西対抗戦も中止、という厳しい決断をすることになってしまいました。この２つのイベントは昨年も実施出来ておらず、今年こそは、と意気込んでいたのですがまたも残念な結果になってしまいました。
大会４日目（８月１１日）は眩しいほどの快晴の中、前日より繰り越された試合を消化したのち、各順位別トーナメントの決勝戦が行われました。一般リーグ決勝戦では延長Ｖゴールにより新潟医療福祉大学ピンクが、チャレンジリーグ決勝戦では７得点の山梨学院大学が優勝し大会に幕が下ろされました。
今大会は台風接近に伴う不安定な天候による大幅な日程変更で、参加大学の方々にご迷惑をおかけしてしまいましたが、多くの方々の協力の下、無事第２２回全国大学女子サッカーつくばフェスティバルを終えることが出来ました。小学生イベントをはじめ、運営等でも参加チームや大会関係者の方々のご協力で作り上げられた４日間であり、たくさんの「彩（いろどり）」を深く感じる大会となりました。
最後になりましたが、ご協賛企業をはじめとする、大会を応援して下さった皆様に改めて深く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願い致します。
平成２６年９月１日
第２２回全国大学女子サッカーつくばフェスティバル
実行委員長 豊川季絵
実行委員会一同
